今回のかたづけ依頼物件は、30年以上空き家状態で、野良猫の住処になっており「ダニ」「ノミ」などの害虫獣が予想されるので、事前にバルサンを2回投入からスタートしました。
それでも蚊には大変苦労しました。
殺虫スプレーや蚊取り線香等も用意しておりましたが、結構スタッフ全員が蚊に刺されながら、計画どおり3日間で片付け完了。
現金発見は、さすがにない と思いましたが、初日の午前中に名犬ダテ犬が衣装ケースの中から大量の現金書留封筒を見つけ、その中に未開封の封筒が何枚かあるのに気付き、念のため開封された封筒もチェックしたところ、なんと合計170万円の大量現金発見につながりました。
早速スタッフ全員に、その家の傾向と対策を伝達しました。(現金書留封筒要注意!)
翌日、そして最終日にはリュー犬(新入社員)をはじめ、他の迷犬も次々と現金書留封筒に的をしぼり、約230万円~250万円(概算)の成果を上げることに成功しました。(現金発見→返却)
50年前を思い出すと、私自身も実家へ「カネオクレ」の電報を打ち、現金書留で送付してもらうことが普通でした。
当時の1万円札は聖徳太子で、いまの福沢諭吉より一回り大きく、1万円以上の価値を感じます。
旧札は数えにくい状態にあったので、金種別にまとめ、お客様に最終日まとめて返却いたしました。
「え~ッ、こんなにたくさん残っていましたか?!」と大変ビックリされ、お礼においしい菓子折りを帰り際にたくさんいただきました。
本当にありがとうございました。
空き家は昭和レトロの香りあり。特に現金書留封筒は要注意の巻