エッセイ

【遺品整理の段取り?】

遺品の整理には時間と労力がとてもかかります。
故人が同居されていた場合は別として、一人住まいだった時がそうですし、遠方の場合はなおさらです。

葬儀等が終わって後片付けの段階になって、まず、何から手を付けましょうか。

まずすることは必要な物とそうで無いものの整理・分別です。
・現金、貯金通帳、有価証券などの確認。
・高価な物(貴金属、骨董、高額家電品など)の確認。
・残しておきたい故人の思い出の品々、自分たちで使える家電製品や家具の見極め。
これ以外は基本的に片付け対象と考えた方がいいと思います。

必要な物の整理はある程度できると思いますが、残った物の片付けまでご家族だけで全てやるには限界があると思います。
私ども「かたづけじょうず」で遺品整理のご依頼を受けて片付けをさせていただいた方々からも
「3ヶ月ほど空いた時間に自分たちで片付けてきたけど、やってもやっても切りが無い」
「小さい物は何とかできそうだけど、家具とかの大きい物は手に負えない」
「賃貸なので、明け渡し期限までにはできそうにない」
「広島に住んでいないので、なかなか片付けの時間が取れない」
等々、こんな声をよく聞きます。

最低限必要な物だけを分別してあとは私ども片付け専門のプロに任せるのが一番かと思います。

私たちは、作業時に「これはいるんじゃないか?」と思った物はとりあえずどけておいて後で確認して頂いています。
もちろん、現金や有価証券、通帳などは当然です。

また、「こんな物があったら取っておいて」というご要望もよくありますのでお応えしています。
遠方から来られたため持ち帰りができなかったときは、宅急便で送ったこともあります。

片付け専門「かたづけじょうず」にいつでもご相談ください。
リユース店(リサイクル店)の「やりくりじょうず」が併設でありますから、販売できる物はどんどん買わせて戴いています。
片付けの費用もその分お安くさせて頂いています。