終活アドバイザーの資格を取りました。
資格取得の動機になったのは、本業である「買取&片付け かたづけじょうず」の仕事をする上で有意義だと思ったから。
でも勉強をするために手に入れた3冊のテキストの目次を、サーーーーっと見ただけで「これはいい!仕事の為というより、個人的にタメになる!」と感じました。
なぜなら、自分や友人のことが頭に浮かんできたんです。
自分のことを考えてみる
◇自分は今年63歳になりました。いつどうなるか、これからを本気で考える時期です。
◇母は今年87歳になりました。イヤだけど万が一のことを考えておかねばならない時期です。
◇高校からの友人がいますが、奥さんの母親と自分の両親の3人の面倒を見なくてはいけない。
自分の事や、友人の事がドンドン気になってきました。
母は時々「自分の葬式はこうしてほしい」とか、「お金や通帳はここにあるよ」とか言います。
母なりに考えているのかな。。
「自分がいなくなった後の事を考えて、今できることは何かな?」と考えた時、すぐに思い浮かんだのは「少しでもお金を残しておこう」でした。
でも、たったそれだけでみんなやっていけるわけではないと、この資格を取るために勉強していて感じました。
「終活」他の言い方をすると「生前整理」
「遺品整理」が、亡くなられた方の後始末(言い方は悪いですが・・)をご遺族の方が整理片付けることに対して、「終活・生前整理」とは、自分自身が生きているうちに死後の事を考え身辺の整理をしたり、後の事を家族に託したりすることです。
生前整理は、自分の死後にその家族(遺族)の相続問題はもちろん、自分の自宅(空き家問題)や残した諸々の物の整理、状況によっては葬儀やお墓などで、遺族に苦労をかけないために、自分が生きているうちから整理しておくことを指します。
もちろん、自分だけが対象ではなく、高齢の親に対してそういったことを持ち掛けて話し合うこともできます。
残された遺族の方々が遺品整理をすることは、とても大変なことです。
これは、自分が実際に仕事をしているのでよーーーーーーくわかります。
だからこそ、早めにやっておくことは、残る家族にとって大事な事と思います。
生前整理をする対象は、本当の身の回りの品々から、預金、不動産等々、さまざまです。
ネットで検索してみても、いろいろな事が出てきます。
その中で、自分にとって何をすることが一番大事か、を考えていくことが最初のとっかかりかな。と思います。
家族に向けて
私が考えてみて、家族に伝えた方が良い大事なポイントがありました。
①「残す家族が少しでも楽になる手立てを考える」一番はやっぱり、家族が少しでも楽になる手立てを考えておくことが大事だな、と思います。
②「いろいろな手続きについて伝えておく」公的保険や年金、高齢者医療の仕組み、死後のいろいろな手続き・やり方(相続、預金口座、生命保険など)を家族に伝えなければ。。
買取&片付けの「かたづけじょうず」で、今回得た知識を大いに役立てたいと感じるこの頃です。