学生時代より以降、何十年ぶりかに真剣に勉強しました(笑)
やはり、というかかなり?脳ミソがサビついていたのを実感してしまいました。
この資格はどちらかといえば、大手通販や金融・信販など個人データを大量に扱う業種向け、または行政でマイナンバーを扱う仕事にかかわる方向け、であったように思いますが、個人情報について詳しく勉強していくといろんな気づきがありました。
身近に起きている個人情報問題について
例えば、私個人PCあてに届く大量の迷惑メール、架空請求のハガキ、登録した覚えのないところからのDM。
今まで流れ作業のように「メンドくさいな~・・」とボヤきながらメールを削除し、届いたハガキはゴミ箱へ直行させていましたが。
最近、とても気になるようになりました。
いったいどこから?誰が?どうやって私の住所や名前、メールアドレスを取得しているのでしょう?
知らないところで自分に関する情報が売買でもされているのでしょうか?
もし、そうだとしたら、とても怖い事ですね。
最近気になったこと
話は変わりますが、最近個人情報関連で気になったこと。
先月末頃にネット上で騒がれていた「Yahoo!スコア」ってご存じですか?
2019年7月から開始されるそうですが。
これは、Yahoo!が持っているビッグデータを基に、個々のユーザーの信用度なんかをスコア化(点数化)し、その情報を提携企業に提供し、優良ユーザーには趣向にマッチする便利な情報だったり、お得な体験をしていただけますよ~♪とっても便利でしょう?というようなもの。
これが大変な騒ぎを引き起こしました。
Yahoo!上で、ユーザーが「拒否」という行動を起こさないかぎりは、デフォルトでOK(この方法をオプトアウトといいます)になっているものだから、SNS上で大変な騒ぎになりました。
「イヤダ!と声をあげない限りは、自分の情報が勝手に他企業に売り渡されてしまうぞ~!」と。
実は、これは先走って拡散された情報のようで、スコア(信用度情報など)はイヤと言わなければYahoo!に勝手に作られますが、そのスコアを他所へ渡してもいいですよ、と自分がGoサインを出さない限りは、他企業へ自動的に自分の情報が渡ることはないようです。
詳しくはコチラ(Yahoo!がこの騒ぎに対して公式にコメントを出しています)https://info-score.yahoo.co.jp/promotion/user/
自分のスコア情報を知りたい場合には、開示手続きを行えば郵送で開示してもらえます。
かなり手間がかかりますが (笑)
当社での個人情報取り扱いについて
さて、それでは当社ではお客様の個人情報は適正に保護・管理されているのか。
今、どういう状況になっているのか整理してみました。
当社でお客様の個人方法を入手・扱う時とは?
(1)店頭買取時:領収書に住所、氏名、電話番号をご記入いただく。免許証を提示いただきご本人確認をする。手書きで買取台帳に転記しファイリングして保管
(2)遺品整理・生前整理の見積り時と作業時:ご依頼者様名、連絡先、現地住所を教えていただく。
(1)(2)ともに顧客情報はデータとしては一切保有しておらず(パソコンでの入力はなし、顧客名簿もなし)作業時だけの一時的な利用。買取時の領収書も、経理上定められた期間を束ねて保管しているのみ。
(3)ヤフオク落札時:Yahoo!から落札者情報が提供される。
落札データはYahoo!のサーバー上にあるのみで、当社ではダウンロードせずデータの保有は一切していない。お客様情報は都度、連絡・発送のためだけに利用し、またYahoo!のシステム上、一定期間が過ぎれば落札者情報は閲覧できなくなっている。
当社では、データとしてお客様情報を保有しておりませんし、手書きの経理書類(領収書など)や買取台帳・作業完了表などは、紛失や持出がないように厳重に保管管理しておりますので、個人情報漏洩の危険性はないと思います。
これからはより一層、厳重に取り扱ってまいりますので、ご安心くださいませ。
漏洩事件やインターネットの利用について
近年、個人情報が漏洩する事件が次々と起こっています。
クレジットが不正利用されてしまったり、一昔前では学習教材関連の名簿流出事件などなど。
企業は社会的信用が大失墜し、そして企業として生き残ることさえ困難な状況に陥ります。
これは大変なリスクです。
また、ツイッターなどのSNSなんかで、バイト先での悪ふざけ動画をホント軽~いノリであげてしまった結果、店は閉店せざるを得なくなり、多大な賠償額が請求される事案などもよく聞きます。
一度、ネットにあがってしまった動画や写真などは、瞬く間に拡散され、あっという間に個人を特定され、一瞬で個人情報は暴かれ、もうこうなったら完全に消去することなど不可能です。
まとめ
スマホやインターネットの普及によって、大変便利な世の中になりましたが、それと同時にいついかなる時でも危険と隣り合わせです。
企業は保有している個人データがあった場合、断固としてそれを守り抜かねばなりませんし、私たちもみずから公開したくない個人情報は垂れ流すような行動はしないよう気を付けていきたいものですね。