- 受講日時:平成31年3月24日(日) 10:00~17:20
- 講 師:松本 文江先生(NPO法人ハウスキーピング協会認定講師)
- 会 場:リファレンス広島小町ビル8F リビングカルチャー倶楽部
カリキュラム
- 整理の効果について考える
- 現状の整理のレベルを知る
- モノの本質と人との関わりを考える
- 整理を妨げる要因を知る
- 整理収納スキル5つの鉄則
- 覚えておきたい収納の原則
- 整理収納の理論に基づいた実例
「整理収納はプロに頼む時代がくる」
最初に先生がおっしゃった言葉です。
昔、「引っ越し」は自分たちでしていたが、今は多くの方が引っ越し業者を利用している。とお話を続けられました。
確かに、引っ越しだけではなく「お掃除」や「家事代行」をプロに依頼される方も今では珍しくありません。
現在、整理収納アドバイザー有資格者数は12万人を超えているそうです。
社会的に認知度が向上しているこれからは、「整理収納」を業者に頼むなんて手抜きでは?贅沢では?といった感覚は薄れていき、まさに「プロに頼む時代がくる」と思いました。
「ビフォーアフターはムズカシイ」
【15分あったら片付けられる様にしておけばイイ】
(1) 収納が出来ていない (不必要なモノが必要なモノに埋もれている)
(2) 15分あったら片付けられる (不必要なモノが取り除かれている。モノの場所がわかる。)
(3) 目的など様々な理由で区別され使いやすい「理想」な状態
いきなり(1)→(3)はムリ、というお話がありました。
まず、不必要なモノを取り除き、(2)の状態にすること。そうすれば、ムリなく(3)にできるそうです。
(3)→(2)になってしまっても、戻しやすい。
「整理が出来ている利点」
整理が出来ていると、様々な利点があることを学びました。
中でも印象的だったのは、「訪問介護のヘルパーさん」のお話でした。
限られた時間の中で整理が、
- 出来ていないと–モノ探しに追われ、ごはんを作っただけで終わり。。
- 出来ていると—-ごはんも作れる!掃除もできる!
少子高齢化が進んでいる今、整理収納は必須だと感じています。
まとめ
「やりくりじょうず」へ「今、片づけしている最中なんです」と、買取品をお持ちくださる方も多く、学んだ事を生かしてそういったお客様にプラスになるよう、また職場環境の改善に役立てていきたいです。