今回のケースは、おば様の一周忌にあわせて関西から広島においでになった身内の方からのご依頼でした。
住宅密集地で道路も狭く駐車場もなかったため、30m位離れた2軒となりの方のご了解をいただき、駐車スペース(トラック2台分)の確保から始まりました。
ご依頼された身内の方(甥にあたる)の立場からすれば、ご自身の負担をいかに少なくするかがポイントだと考えました。
一年間、おば様の家を片付けるために、奥様と二人でたびたび広島においでになっておりました。
そして一年が経過した後、最終仕上げを「プロ」に委ねる決心をされたそうです。
そのようなご依頼者様のお気持ちに応えるべきケース(スタンダードな例)として紹介していきます。
当社の信条の№1は「安いこと」 いかにお客様の最終負担を少なくするかに全力で取り組みます。
施工後に今まで見えなかった部分も「正直」に買取査定を2段階で評価してコストを抑えるようにします。
「埋蔵金」発見→返却 も同様です。
今回のお客様も、施工前には「埋蔵金」はもう無いと思われていたようです。
施工後のご返却時には、奥様から「どこから出たか?」と問われました。
そうとう細かく調べられたようでしたが、そこが「プロ」の仕事です。
一本足打法で世界のホームラン王を育てた荒川コーチが「プロとは素人が考えられないことを簡単にやってのける人」と定義されたことがあります。
我々、埋蔵金発見集団は「その道のプロ」を目指しております。
埋蔵金発見 4/13(土)
最初に発見したのは名犬だて犬(ケン)で、押し入れに収められたダンボールの中にあった6つの古い財布の中の一つからです。(たぶん亡くなられたご主人様の物?3万円)
続いて隣の部屋にいた矢沢栄吉Jrこと、片づけ隊隊長の木内さんがタンスの引き出しから500円玉4枚を発見。
すかさず、だて犬(ケン)から、するどいアドバイスが飛びました。
「まつたけ狩り作戦」をせよ!
この作戦は、だて犬(ケン)の田舎のおばあさんが存命の時、「山にまつたけ狩りに行った時、1本見つけたらその周りを円形の視線で探れ」との指示の事です。
今回亡くなられたおば様は、非常に几帳面な方で、買い物の領収書は月別、年別にキチッとまとめ、買い物後のレジ袋や紙袋もごそっと押入れに収納される方でした。
その性格から年金生活(2ケ月に1度支給)を細かく予算化し、小袋作戦(収納)で取り置きしてあるのでは・・?と考えたわけです。
案の定、3000円(水道代)、5000円(電気代)、15000円(ネコ用)と書かれた封筒が次々と発見されました。
よほどネコ好きな方だったようです。(予算がダントツ!)
まつたけ作戦大成功でした。
さすがに奥様は、袋の中まではあらためられなかったようです。
私たちは「可燃」と「不燃」の分別のため、必ず中をあらためます。
こんな物買取します
日本舞踊を愛した方だったらしく、発見した買取分は私たちが責任をもって引き継ぎ、また大切に扱っていただける方へと「架け橋」の役割を果たしてゆきます。
最後の清掃も、掃除機を駆使して壁のホコリ、窓の桟のゴミもキチっと吸い取り、お客様の奥様からお褒めの言葉をいただきました。
お家についての心配事についても、今月に入って2件成約したこの地区の不動産屋さんの担当者の電話番号をお伝えし、さらに感謝のお言葉をいただきました。
ここまでやるの~~!? (^^)